瞳はブライアン・ジョーンズ〜新バンド結成に寄せて〜

やあ。

 

先ほどSNSでお知らせしたとおり、私、伊藤陵太郎新たにバンドを結成いたしました。

 

いやあ、随分と待たせてしまったね。すまんすまん。

なんと七年ぶりですって。そんなに経ったかァ。

七年ぶり三度目のバンドです。

高校サッカーでいうと、正智深谷みたいなもん?

 

ここにくるまで本当に色々なことがありました。

本当は去年バンドを組もうと思っていたのだけど、色々ありまして白紙になり。

そこから一年かけて新しくメンバーを探し、二転三転、紆余曲折、すったもんだありながらも、今の愛すべき最高の三人が揃ったのだ。

これは大袈裟ではなく奇跡なのだよ。全てのタイミングが合致した“今“だからこそ集うことになった男たち。

一つタイミングが違えばこの四人ではなかったかもしれない。だから今が最高。今が一番なのだ。

 

 

せっかくなのでその愛すべきメンバーたちを紹介しよう。

 

まずは、ギター、マツシマライズ。

今じゃ飛ぶ鳥を自慢のレスポールカスタムのヘッドで叩き落とす勢いで活躍中の暴動クラブのギタリストだ。

長身、イケメン、そして若い。何よりも若い。僕との歳の差は青梅と青海くらい離れている。

何故なら、僕が今のライズくんの年齢の頃にやっていた死ぬまで生きるもんズというバンドを、彼は小学生の頃に家族と観にきてくれていたというのだから(どんな家族だ)、そりゃあ赤羽と赤羽橋くらい離れていて当然なのだ。

ロックンロールバンドのボーカルとギターは切っても切れない相棒のようなものだと僕は思っていて、その二人がかっこよくないとロックンロールバンドとして成立しないとさえ思っているくらいだ。

その点において、マツシマライズは間違いなくかっこいいギタリストだ。子供の頃から面食いと言われ続けた僕が言うのだから間違いない。

マツシマライズはかっこいい。

あんなに華があるギタリストが現在他にいるだろうか?

悲しいかな、ロックンロールが好きという気持ちだけは皆あっても、生まれながらの“華“を持っている人というのは少ないのだ。

かっこいいロックンロールミュージックを人よりも聴いているはずなのに、ステージに立つと全然かっこよくない奴が一定数いるのはそのせいなのだ。

そして、それは身につけようと思って身につけられるものでもない。持って生まれたものとしか言いようがない。

…というのは僕の持論なのだが、あながち間違いではないだろう。

 

プレイにおいては、今更ここで言う必要もないよナ?

毎度、ギターソロのフレーズがかっこよくて痺れているよ。

 

というわけで、まずは最高にかっこいいギタリスト、マツシマライズを相棒に迎え入れたのであった。

 

 

お次はドラムス、居駒ハラマキ。

まず彼の何が好きかって、そりゃあ顔だよ、顔。

…やはり僕は面食いのようだね。

彼のずるいところは、関西出身ということもあり、関西人特有のあのイントネーションまで兼ね備えているところだ。ずるい。

しかも、口調もおっとりとしていて、知的な文学青年ときた。

これは僕よりも女の子人気が高くなりそうな気がして気が気じゃないゾ。

彼がもし物販にいたなら僕は、お話する口実でとりあえず何か買うね。すでに持っていたとしても買うね、お話チケットと捉えて買うね(巧妙なマインドコントロール)。

そんな居駒くんは純情マゼランというバンドもやっていて、そちらではなんとベースを弾いているのだ。

しかも、純情マゼランに入る前はドラマーで、ベースなんて弾いたこともなかったのに、誘われた際、即加入を決断したそうだ。

「好きな人とたのしいことがしたいから」

もうその理由にまた惚れちゃうじゃない?

バンドって本来そういうことじゃん。ロックンロールバンドなら尚更。

ったく。そういうところもハラマキさんを好きな理由だよ。

 

純情マゼランでベースを弾いている姿も最高にかっこいいのだよ。

この間もライブ観に行ったときに、楽しんでるか〜いってステージから僕のこと両手で指さしたとき、ドキッとしちゃったもん。

あれ、僕にですよね?絶対そうですよね?!

ったく。

居駒くんも僕より歳下だけど(距離感的には下北沢と上北沢くらい)、僕の考えている事とか、こうしたいんじゃない?ってことまでちゃんと汲み取ってくれる。

僕に一番必要なタイプの人間なのだ。

もちろんドラマーとしても曲の理解度が高くて、こうやって叩いてみてって言うとすぐに叩いてみせる。

Merg Louではドカドカドラムを叩いてくれる姿が観られるから、マゼランファンの皆さまもぜひお楽しみに。

 

 

そして、最後はベース、Kanji Poreter Jr.

外国人?いや、日本人だ。

見た目的には外国人っぽさもあるが。

彼が最後にこのバンドに入った。

ベーシストを探していたところ、盟友・狩野省吾の紹介で出会うことに。

実は彼も高校生の頃に死ぬまで生きるもんズを聴いてくれていたようで、んじゃあ話が早いべ!となり、我々の最後のピースとなったのだ。

彼がまたファンキーなボーイでして、子供の頃からブラックミュージックを聴いて育ち、高校生になり軽音学部に入ったところ、周りとまったく趣味が合わず(そりゃあそうだ)、仕方がなく日本のロックを聴き始めたようなファンキーなベイビーなんです。

生き方もファンキーすぎて、面白いよ。

なんか携帯の代わりにタブレット使っているし、そのタブレットのケースも謎のやつ使っているし、家の近くにある外国人向けのカフェのWi-Fiを命綱に生きているし、おまけに最近までラッパーだったし。

ロックバンドやるの初めてみたいだし。

ったく愉快すぎるぜ。ダイアモンド⭐︎ユカイよりもサムシングだよ。

そんな彼が弾くベースだから、ベースラインはファンキーで愉快なフレーズが多くて面白い。

これからもどんどん面白い要素が出てきそうで期待しかない。一番伸び代があるタイプ。

やっぱりベーシストは変わってるんだな。

最高だぜ。

 

 

 

 

…と、まあそんなこんなでこの四人となったわけです。

自分で言うのも野暮ってやつですが、最高のメンバーが揃っちまいましたネ。

全員ルックスが良い(顔が整っているとかそういうアレではなく、醸し出す雰囲気のハナシ)ロックンロールバンドって最近いないんじゃないですか?

 

今回、アーティスト写真を毛皮のマリーズ専属カメラマンで現在は世界各地の写真を撮っている松本時代さんに撮ってもらいまして。

時代さんによる完璧な構図と的確なアドバイスにより、最高にかっこいいアーティスト写真ができまして。本当に感謝(驚)!

他にもかっこいい写真がたくさんあるから、それらも今後何かしらで使わせていただきますね。

 

時代さんに撮ってもらった写真たちを見ながら「ああ、こいつらかっけえ」って素直に思えた。

 

改めて、最高のメンバーが揃ったな、と思う。

風穴開けたいですね、何かしらの。

 

自分でもこのバンドがどこまで行くのか楽しみでしかないぜ。

 

 

メンバー諸君へ。

僕は、口うるさくてわがままで目立ちたがり屋でかまってちゃんで寂しがり屋で、それでいて繊細な(自分で言うな)ザ・ボーカルな性格だけれども、良い曲書いて、ステージでは誰よりもかっこつけてみせるから、どうか今後ともよろしく頼みます。

 

 

 

 

よっしゃあ、もう後戻りはできないぜ?

僕はまたバンドマンになっちまった。

三度目の正直。やってやろうじゃないか。

 

まくっていくよ、最後尾からガッツリ。

 

ってネ。

 

それでは皆さま、これからMerg Louをどうぞよろしくお願いします。

 

2024年10月31日(木)  

Merg Lou 伊藤陵太郎

 

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あ、明日弾き語りあるので、逢いにきてくれナ。

バンドマンになった僕の歌は一味違うぜ?おほほ

 

 

 

あなたたちを愛してる。