名残おやじ

「朝、というより昼。眠すぎて大変だった。宅急便が届いた合図で一応目を覚ます。靴。なんだか知らないが外国を経由して世田谷区まで届いたようだ。かちかちの靴を履いて出掛けた。靴擦れとの戦いに俺は勝った。もうお前は俺のものだ。これからどんどん調教してやる。開発宣言。夜なんてあっという間だ。生肉を食べた。最近生肉を食べる機会が増えた。生ってすげえな。生って。ああ。駅のホームでキスをするカップルが居て、馬鹿野郎め。と思ったり思わなかったりしながらとぼとぼと家路につく。ふう
。冷静に写真を見て鼻血だらだらダラダラ節。可愛ければこの世界は何だって良い。そんな感じよね。」