二年前と同じような 哀しい夕に

「革ジャンを着るときもちがシャキッとする。もっと馴染むと良いな、と思う。懐かしい声に会った。やっぱり安心で、自然と笑ってしまう。世界一優しいんじゃないかなあ。と、ずっと思ってた。もしかするといまでもそれは変わらないのかもしれない。いつでも僕の味方でいてくれた。そんな優しい人がこの世界には確かに存在するんだ。その事実だけで僕は救われる。少しだけ生きていて良かったと思う。
公園のベンチでCramptonの『はなえみ』をずっと聴いてる。良い曲だ。遠いところへ行ってしまった君と僕のための歌。何があっても音楽だけはずっと鳴り続けるから素敵だ。十月よ、随分とお世話になりました。もうたくさんだ。十一月よ、どうかやさしくあれ。」