サマー・ソルジャーを求めて



「机に向かってカチカチとこの文章を打っています。窓からは晴れと曇りのあいだのような空ガ見えます。最近は寒くなってきまして朝が辛いです。昨晩は下北沢で一人でパスタを食べました。おしゃれな店内には下北沢女子がたくさんおりました。ほんとうはこういう感じが好きだったりするよなあ、とか思いながらパスタを食べていました。近くで友人が催しに参加していたので、顔を出そうかと思っていたのですが、パスタを食べたらなんだかどうでも良くなってしまい、すぐに家に帰りました。そしてすぐに毛布にくるまって寝てしまいました。まだ時刻は23時にもなっていなかったと思います。ですが、ただただ寝てしまいたかったのです。朝はあっという間にきました。つまんねえなあと思って渋々起きました。寝てもなんにも変わらなかったなあ、と。
そろそろ外へ出掛けなくては。いつまでも内に篭っていたって仕方ありませんからね。きっと外には様々な出会いが待っているはずです。鞄にはノート、読みかけの小説、そして好きな人の詩集を。これだけで充分なのです。詩集をぱらぱらとめくるだけで心の隙間に風が吹くようで、勝手に春を感じてしまいます。まだまだこれから長い冬がくるというのに。果たして無事に冬を越せるのでしょうか。キリギリスだって歌ってばかりではないのです。遠くで夏が呼んでるの。と、むかしの僕が歌っていたように、もがきながら少しづつ前に進みましょう。良い詩が書けそうです。」