ベリチェ

「ねえ。どうして君はすぐに怒るんだい?」

「うるせえ。怒りたいから怒るんだい。」

「いい年してみっともないじゃないか。少しは自分の感情をコントロールすることを学びたまえ。」

「そうやって我慢をすることが僕にはできないんだ。思ったことをストレートに表現する。それの何が悪い。」

「君のせいで誰かが我慢をしていることに気がつかないのかい?」

「知るもんか。僕は僕の好きにやるんだい。」

「そうかい。では君は孤独な人生を歩むだろう。それも君が選んだ人生だ。後悔しても知らんぞ。」

「へっへ。勝手にしやがれ。一人でも僕は生きていけるさ。余計な心配はやめてくれ。」





・・・




こんな会話を誰かがしていた。