お久しぶりです。
先日は花束vol.2どうもありがとうございました。
主催のあゆみちゃんにお声がけいただいてから、ずっと楽しみにしていたイベントでした。
ここだけの話。
実は、あゆみちゃんも僕を誘うか迷っていたときに「イトキンは出ないんじゃない?」って周りから言われたこともあったみたいで。
それでも声をかけてくれて本当に感謝してる。
ありがとう。
たしかに僕自身弾き語りも2年振りだったし、なんかライブハウスの普通のブッキングだったら断っていたかもしれない。
でも、あゆみちゃん個人でやっているとても思いのこもったイベントだってわかっていたから、二つ返事でOKしました。
おまけに共演者も僕にとって縁のある人たちだったし、出ない理由がなかった。
そこからはなんかこう音楽モードっていうかさ、毎日ギター触って曲作ってみたり、ステージ立つなら見た目も派手にすんべ!と髪の毛染めたり、人生初のブリーチもしちゃったりして。
僕はなんでも形から入るタイプだからネ。
ロックンロールなんてそれでいいのさ。
何を歌おうか結構迷ったんだけど、こういう愛のあるイベントならば、せっかくだし悪いけど(実験4号)共演者の曲でもやらせてもらうかなっつーことで、hotspringと抱きしめるズのカバーもやらせていただきました。
hotspringは本当に曲が大好きでね。
シンプルだけどメロディーがとても良くて、あとは何よりもイノクチくんの言葉が好きなんだ。
どの曲にも絶対にワンフレーズ強力なパンチラインがある。
そこがロックンロールに恋焦がれたみんなの胸に刺さるんだよね。
やっぱりね、言葉っていうのはロックンロールやる上でも、とても大事だと僕は思ってる。
歌詞に意味なんてないから別になんだっていいって言う人もいるけど、本当に意味がないのであれば、ずっとラララで歌っておけやって思ったりするんだ。
でも、そうしていないってことは、そこには多少なりともあんたが歌詞に込めた意味があるんだろう?って。
まあ別にそれぞれの自由で良いんだけどさ、僕は音楽を聴く上で歌詞はとても大事だし気にしている部分なんです。
だから、言葉が魅力的なバンドが好き。
だから、hotspringが好き。
抱きしめるズだってそうだ。
で、えーっと曲の話だ。
hotspringは犯罪映画って決まっていたね、僕の中で。
すごく好きな曲だから。
なんだろうな、あの3分に色々な感情が詰まってるというか。
多分わからない人には一生わからないんだけど、わかる人には痛いほどわかってしまうあの感覚。
「汚れていかなきゃ 輝けなかった 罪は映画の華だ」
もうこのフレーズが出てきた時点で優勝です。
泣ける。
なのに僕は本番でここを間違えてしまった!
クソォ、まじで悔やまれる。
ちなみにイノクチくんもここ間違えてた。
僕の呪いだな!アハハ
あの日、本来であればやらない予定だった犯罪映画を急遽セットリストに入れてくれたらしい。
そういうところ大好き。
まじでちょっと泣いたもん。
あの日のまじでhotspringは凄かった。
気合いがめちゃくちゃに伝わった。
革ジャンを着てギターを持たずに歌い狂うイノクチくんを観て、あの頃を思い出したりもして。
うん…本当に良かったなあ。
あと、これも前からずっと思っていたんだけど、ヴェルヴェッツのWhite Light/White Heatのカバー、アレ世界一でしょ。
まじでやべえと思う。かっこよすぎる。
あの日はWhite Light/White Heatからの犯罪映画だったからそりゃあ泣くよね。
なんかこう書いてて思ったけど、僕友達のバンドでhotspringが一番好きなのかもしれないな。
hotspringを観ると僕の琴線ってやつがギンギンに共鳴しやがるんだ。
まったく困ったもんだぜ。
これからもメンバー全員が死ぬまでhotspringを続けてください。
そしてそして、お次は抱きしめるズですよ。
いや、抱きしめるズもめっちゃ好きなんです。
もうあの頃何回も一緒にやったし。
切磋して琢磨し合った仲間です。
あ、この間僕がMCでも多用したこの「切磋して琢磨して」ってパンチラインはニューヨークのコントからの引用です。
hotspringのノリチカくんには伝わっていてよかった。流石だぜ。
僕の中のひとつの基準として、ニューヨークとかウエストランド最高だよねって感性の人とは仲良くなれます。
人の悪口言うなんてひどい!ドイヒー!モヤさま!って言う人はごめんなさい。
いや、でも悪口ではないんだよな。
こういう奴っているよねっていうのを共感したいだけなのだ。
東京03も根っこの部分は一緒だと思うな。
なんかこういう奴いるよなーっていう普段思っていてもあまり人には言いづらいようなことを、僕らは言いたいのです。
わざわざ言う必要のないことを言いたいのです。
そして嫌われていくのです。
悲しい。
しまった。
ついつい関係のないお笑いの話になってしまった。
僕ァ、お笑いが何よりも好きだからね。すまんネ。
閑話休題(は?かっこつけんなや。こういう奴いるよなー、わざわざ難しい言葉使って賢いアピールする奴〜それはさておきって言っておけ。それもそれでちょっと鼻につくな。鼻につくて。ピノキオか)
抱きしめるズの話でした。
これも曲迷ったなあ。今日から俺は!!がめっちゃ好きな曲で、弾き語ってみたりしたんだけど、やっぱしっくりこないというか。
あの感じ出せるのはひーくんだけだよなあ、とか思ったりして。
そういえば、今日から俺は!!を聴いたときからずっと疑問だったことがひとつありまして。
え、ひーくんって吉井和哉好きなの?っていう。
甲本ヒロトはわかるけれども!ってずっと思ってて、打ち上げで大河さんに聞いたら、めっちゃ好きだよって。
まじかいなあ。知らなんだ。
ひーくんと吉井和哉について語り合いたいよォ。
他にも好きな曲たくさんあって。
I wanna be your boyfriendやモーニンググローリーも歌ってみたんだけど、やっぱり一番しっくりきたのが、スピードを上げてだったんだなあ。
メロディー最高、歌詞最高。
スピードを上げてというタイトル最高。
しかしながら、これまた本番で歌詞を間違えてしまった。
「死にたくなるまで手を振ってるから」
というなぜそんな言葉が咄嗟に出てきてしまったのか、わからない本当にドイヒーな間違いをしてしまった。
クソォ、悔やまれる。
悔やんでばかりの人生だ。
てやんでい。
あの日、I wanna be your boyfriendが聴けたのが嬉しかった。
あの曲最高だ。
I wanna be your boyfriendのMVは僕だったら絶対に何がなんでも断ってやろうって思うくらいに泥にまみれていて、凄いのだ。
スラムダンクの赤木でさえ、あそこまでは泥にまみれることはできないであろう。
hotspringも抱きしめるズも色々あってもずーっと動きを止めずにバンドを続けているのが、本当に凄い。
リスペクトでしかない。
どちらの曲も本当に好きだから、自分の持ち歌にしてしまいたいくらいだ。
今後、彼らの知らないところで自分の曲かのように歌っていることもあるかもしれません。
おほほ。
あ、そうだ。
ベースのえらさんに褒められたことがとても嬉しかった!
なんかとても素敵な言葉で表現してくれた。
もう好きになっちゃうっ(シソンヌ)
あの日はもう一つかっこいいバンドが出ていたね。
暴動クラブっつー19、20歳くらいのイケイケなバンドだ。
暴動クラブの曲は正直あまり知らないので、カバーするのはアレだったので、僕が昔にやっていたバンドの曲を勝手に捧げさせてもらった。
死ぬまで生きるもんズの屑がためという曲。
実はね、暴動クラブのギターのライズくんは小学生の頃に、死ぬまで生きるもんズのライブに来てくれていたのだ。
紅布でダラダラ節のカバーもかましてくれていたとかなんとかで。
ベースのクールでキュートな彼女も死ぬまでのファンやってん!って声かけてくれた(普通に標準語で)。
そんな彼らが大きくなって(物理的に身長が誰よりも高くなっていた)、一緒に共演することができたなんて。
本当に僕ァ幸せ者だと思います。
生きていた意味があったのだなあと大袈裟ではなく思ったりしました。
おじさんから言えることは、これから先むかつくこともたくさんあるだろうけど、自分たちのやりたいことをやりたいように続けていってほしいなって思います。
君らならやれるさ。
ちなみに、あゆみちゃんは暴動クラブと僕らの繋がりとかは一切知らずにブッキングしたらしいのだ。
それがまさかまさかの偶然なのか必然なのか。
不思議な縁ってあるんだね。
あの日、会場にたまたまその後の深夜イベントに出るFRSKIDのきょろちゃんと、ライズくんのお姉ちゃんのななぽんぬも居て。
死ぬまで生きるもんズを好きでいてくれた子たちだから、屑がため喜んでくれてなあ。
MCでマイナーな曲だから誰も知らないと思うけどって言ったんだけど、そんなことねーべや!みんな好きだべ!って言ってくれたの(普通に標準語で)おじさん嬉しかったよ。
なんか本当に色々な縁を感じたイベントだった。
そして、最後に今回の花束のために書いた新曲をやりましてね。
血まみれでも愛してる
という曲でして。
これは実は、死ぬまで生きるもんズのどうかお天気でという曲のサビのコード進行をそのまま使っているんです。
なんかあえてそうしたというか。
あの頃を経て今があるんだっていう気持ちに自然となっていたのかな。
どうかお天気で と 血まみれでも愛してるは双子なんだな、きっと。
歌詞も引用していたりします。
暇な方は聴き比べてみてください。
この曲を連れてこれからまた歌っていこう、と。
そんなきっかけになる曲が書けて良かった。
まだまだこれからだ。
どこまでも僕らはいけるぜってな。
MCでも少し言ったけど、実はバンドもやろうとして動いてはいたんだけど、まあ色々あってお蔵入りになっちゃいましてね。
でも、またいつかくるであろう未来のためにお互いに切磋して琢磨して頑張っていけたら良いんじゃないかなと思います。
まあ、でも誰かいたら全然やりたい気持ちはあるので、いかした人がいたら紹介しておくんなまし。
この間、忘れらんねえよの柴田さんにもバンドやりなよ、おすすめのドラマーいるぜって教えてもらったりしてね。たしかにその子はすんげードラマーだったよ。
バンドメンバーも縁だからね。
まあ焦らずいこうやっていう感じですかネ。
あ、でも今勝手に僕の中で妄想してるバンドがあって。
理想のやりたいバンドはまたいつかの未来のために置いておいて、これはこれでやったら絶対面白くねェ!?っていうバンドがひとつあるんですよねえ。
もし、実現したら面白いなあ。
眠ってる天才を叩き起こしたい。
…と気がついたら3時間以上もこのウェブログの執筆に時間を費やしているじゃあないか。
このままだと朝になってしまう。
そろそろ終わりましょうか。
花束終わりも朝まで飲んでて僕はもうねむねむなのだ。
でも、明け方出会ったヤマトパンクスくんに「探偵!ナイトスクープ観ました」って伝えられて良かったよ。
あの回は本当感動だったからな。
ってそんなことはもうどうでもいいのだ(マーシー)。
改めてあゆみちゃん、誘ってくれてどうもありがとう。
そしてお疲れ様でした。
一人でライブハウスや演者とやり取りをして、色々なライブハウスへ顔を出してチラシを配ったり。
本当にすごいことだと思う。僕にはできない。
今後も何かイベントやるときは必ず観に行きます。
集まってくれた人たちや気にかけてくれた人たちも本当にどうもありがとう。
愛してる。愛してる。
次の弾き語りは11月21日 下北沢CLUB Queにて。
この日はお初のお二人とやるのだ。
花束がホームゲームだとしたら次回はアウェイゲームだ。
アウェイでの戦いは一人でも多くの人の応援が必要だ。
アウェイでは勝ち点1を取れれば充分、いや、それではダメだ。
勝ち点3を取りにいかねば!
だから一人でも多くの黄色い声援をください。
…サッカーに例えてしまってすみません。
今回やらなかった曲たちや、また別の新曲もやろうと思っていますので、是非観に来てほしいです。
次回はもうちょっとしっとりと歌いたい(っていつも思ってるのに、本番になるとガチャガチャしちゃうのよね)と思っております。
頑張る🐘。
それでは、また逢いましょう。
センキューセンキューセンキュー。
2023年10月27日(金) 下北沢BASEMENT BAR
花束vol.2💐
1.グッドバイ
2.神様の嫌がらせ
3.ロックスター
4.屑がため
5.犯罪映画 / hotspring
6.スピードを上げて / THE 抱きしめるズ
7.血まみれでも愛してる