痛いの痛いの飛んでいけ
HiHiHi
下北沢にあるジャズバーLADY JANEで一杯やってきた。
松田優作が愛したバーとして有名だ。
イコール上田晋也が愛したバーとして有名だ。
イコールロンハーのブラックメールで上田晋也が美女を連れていったバーとして有名だ。ガハッ
ずーっと行きたかったの。
もちろん頼むのはオールドクロウと決めていた。
または、アーリータイムズ。
ロックでちびちび。
ちびちび
チビチビ
飲んでいたんですけど、さすがジャズバー。
煙草臭すぎた。
僕は煙草とにんにくの臭いが何よりも嫌いなのだ。
松田優作への愛よりもタバコクセーが勝ってしまった。ひよっこひよこもやしっ子ですんません。
でも行けて良かった。
壁に貼ってあったジェームズ・ディーンのポスターもかっこよかったな。
あの人の表情ってどうしてあんなにグッとくるのだろう。
またあの人の映画を観たくなってきた。
その昔、アフレルというイベントでフリーペーパー?のようなものがあって、好きな映画は?の質問に『ジャイアンツ』と書いた。
かっこつけすぎた。
好きな本はヘッセの『車輪の下』にした気がする。これまたかっこつけすぎた。
でも、どちらもその当時好きだって素直に思った作品だった。
ジェームズ・ディーンは完全に太田光の影響。
ヘッセはどうだろう。なんか外国の作家で一番ロックを感じたんだよね。
酔いどれ詩人とかそういうことではなくて、もっと精神的な部分。
勉強ができて周りからは神童と言われ期待されて。
でも俺がやりてえのは勉強なんかじゃねえ、詩を書くことだ。それができないなら死んだ方がマシ。
という天才なのにアウトローな気質を持ったところに惹かれたのだと思う。
また読みたくなってきた。
最近文学を読んでいないなあ。
10代20代の頃にたくさん読んだ純文学の遺産を食い潰して生きているようなものだ。
引越しのときに仕方なくダンボール10箱分の本を捨ててしまったわけだが(めちゃくちゃ後悔してる。親父が好きだった小説たちも全部捨ててしまった)、今本棚にある本だけでも十分すぎるほどの量の小説がある。
それらを読み返すだけで10年は生きていけそうだ。
大体の小説は一回しか読まないから内容も全然覚えていないものがほとんどだったりするのだけれど(三村かよ!)。
でもその読んでいる瞬間は楽しくて幸せなんだよ。それでいいじゃん。ね?
音楽と一緒でこの本はあそこで読んだなあとかって意外と覚えているもので。
例えば、紅布でのライブの時に近くのマックで一人で夏目漱石の『三四郎』を読んでいたら、茂木もふらーっと来て「何読んでんの?夏目漱石かぁ」って会話したなあとか(ちなみに彼も当時すごく小説を読んでいた。足で車を運転したり、椅子には基本体育座りするような彼が実は読書家というギャップにやられた。彼は山田風太郎が好きだったみたいだ)、ファンダンゴの楽屋では夏目漱石の『草枕』、クラブロックンロールの楽屋では夏目漱石の『それから』、広島へ向かう車内ではユングの心理学の本だったり(これも茂木に「何読んでんの?ユングかぁ」って言われたな)。
…って夏目漱石ばっかりじゃねえか!
暇さえあれば古本屋で安い純文学を買っていたもの。
エレカシのドキュメンタリーでの宮本さんみたいなさあ、あの感じに憧れたネ。
また本読もうっと。
本を読んでおけばとりあえず馬鹿にはならないんじゃないかと思います。
多分ね。
…って気づいたら本の話になっていた。いけねえいけねえ(別によくねえ?)
もうすぐクリスマスですね。
皆さん誰とどのように過ごすのでしょうか。
恋人と過ごす人、仲間と過ごす人、一人でいつもと変わらない日常を過ごす人。
どれも素晴らしいじゃないですか。
なんかいいなあ。微笑ましくて。
僕、ディズニーランドで楽しそうに過ごしている人見るの好きなんです。
特におばさんが楽しそうにしてるとなんかいいなあって思う。
いいなあ。みんなが楽しく幸せならいいのにね。
えーっと僕はですね、
M-1を観ます。
敗者復活戦から観ます。
そして明石家サンタを観ます。
僕の子供の頃から続いている絶対に欠かせない幸せな時間です。
楽しみだなあ。
ダンビラムーチョに暴れてほしい。
好き勝手やってほしいよね。みんな。
心の激しさだからね、ロックは。ロックって音楽だけに限ったことばじゃないと思ってますから。パンクと一緒。要は精神性。そいつの内に秘めたパワー、エネルギーのことなのさ。
関係ない奴らに僕らの心の火は消すことなんてできないね。
メラメラって響きが好きさ。
メンヘラって言葉と似ているようで全然違うようでやっぱり似ているのかもしれない。
ねえ、どうしてボーカルはみんなメンヘラなの?
どうしてあんなにもかまってちゃんなの?
ねえどうして!!!(ドリカムパンクver)
メンヘラじゃないボーカリスト手を挙げてくださーい。
しーん
メンヘラで結構コケコッコー。
灰になって吹き飛んでも誰かの心にきっと残ってると信じて明日もまた生きる。
そろそろ寝ないとね。
君が良い夢をみられますように。
またね。